元々慢性的に腰痛があったが、最近在宅で座りっぱなしが増えたせいなのか、
日常的に軽いぎっくり腰のような状態を、繰り返すようになった。
座っていると、時間の経過とともに、腰の重だるさを感じるようになります。
そのまま仕事を続けていると立ち上がるときに、ピキッと腰に嫌な痛みが走り、
腰が抜けそうになります。
そうなると、ぎっくり腰のようになってしまい、
しばらく前かがみでないと歩けない状態になってしまいます。
その状態が長く続くことはないのですが・・・
いつ立てないような状態になるか怖いです。
また、ずっと座りっぱなしなので、最近足首がむくむような感じもあります。
目次
<初診時の状態>
①腰の重だるさ
②時々腰が抜けそうになる
③腰痛の影響か背中にも張りを感じる
④長時間座りっぱなしの影響か、ふくらはぎが張って、足首付近がむくむ
<施術後の経過>
初診時の状態としては、まず、在宅ワークで座りっぱなしの影響か、
骨盤が後傾(後ろに倒れる状態)してしまって、
それに引っ張られて背中が猫背になっていました。
その歪みによって、腰~股関節・臀部(おしり)まわりの筋肉が、
かなり緊張して固まっている状態でした。
そのため、初回の施術では、腰から股関節まわりの固まった筋肉の緩和を中心に行いました。
同時に、座っているときの姿勢を腰に負担のかかりにくい状態にする必要があるので、
骨盤の後傾を矯正し、猫背の調整も行いました。
初回の施術後は、立つときのピキッとする痛みはなく、腰の軽さを感じていただけました。
ですが、まだなんとなく腰違和感が残っているということでしたので、
2回目の来院は、3日後にいらして頂き、同じように調整をしました。
施術後は、かなり違和感も抜けたとのことでした。
歪みを改善しないと、痛みを繰り返すので、
3回目以降は、1週間毎に施術を継続していきました。
6回目の施術が終わるころには、仕事中の腰の重だるさを感じることもほぼなくなり、
ぎっくり腰のような症状も治まったということでした。
同時に足首のむくみも緩和していました。
今は、メンテナンスとしてご自宅でストレッチを行っていただきながら、
癖になった歪みを改善するため、2週間毎に調整をしています。
<担当者のコメント>
コロナウィルスによって、在宅ワークになり、通勤もなくずっと座っているため、
腰から股関節の筋肉の血流が悪くなり、固まっている状態でした。
そのため、座っていると腰がすぐに張ってしまい、腰の痛みにつながっていたと思います。
この状態が酷くなると、立ち上がるときに腰が伸びないので、
それをいきなり動かすことで筋肉にかなりのストレスがかかり、
ぎっくり腰のようになってしまうことも少なくありません。
長時間の座り姿勢を続けるうちに、今まで以上に姿勢が悪くなり、
腰の負担が増えたことで、今回のようなケースが発生しました。
足のむくみも、骨盤周りの血流が著しく悪くなった影響だと思います。
最近冷えてきたのも原因の一つかもしれません。
コロナ対策でやむ負えない部分もありますが、座った状態であまり動かないというのは、
身体に様々な不調を起こします。
今の生活では、今まで以上にストレッチを心がけたり、
姿勢を気をつける必要があります。
ストレッチは、当院のインスタなどにも少し載せていますので、参考にしてみて下さい。
これからさらに投稿を増やしていきます。
ご自身で改善が難しい場合には、是非一度ご相談くださいませ。